赤ちゃんの血便で問題ないものの代表はリンパ濾胞増殖症ですが,緊急で対応する必要があるものの代表は腸重積です.
腸重積は腸の一部がその先にはまり込んでしまい起こります.
そこから先に食べ物のかすが通らなくなり,また,そこの腸がダメージを受けてしまうので,
吐く,便に血が混じる,といった症状がでます.
血便の様子は,イチゴジャムの様,と言われることが多いです.
また,腸の動きに合わせて,子供が泣いたり,泣き止んだりを繰り返します.
発症から時間がたってしまうと,はまり込んだ腸の組織が死んでしまい,穴があいてしまします.
そうならないように,高圧浣腸をして治します.
これは,通常の浣腸よりも高い圧力をかけて,はまり込んだところをもとに戻してあげる治療です.
しっかりはまり込んでしまったときなどは,これでも治せないときがあり,手術が必要になるときもあります.
治療をするなら早い方がいいので,たくさんの血便がでた場合は夜中でも受診しましょう.
発症してしまうとかなり具合が悪そうな様子になるので,あまりおうちで様子を診ていたとはならないことが多いですが.
胃腸炎を契機に胃腸炎の経過の途中から発症することもあるので,一度受診していても,様子が変わってきたら再度相談してみましょう.
