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    厚生労働省による保育所における感染症対策ガイドラインの内容を紹介します.

    RSウイルスは感染症はRSウイルスの感染による呼吸器感染症で,飛沫感染および接触感染で感染が拡大します.

    (画像は厚生労働省による保育所における感染症対策ガイドラインより抜粋)

    飛沫感染の多くは,飛沫を浴びないことで防ぐことができます.2m以上離れること,感染者のマスク着用などが有効です.

    接触感染はウイルスがついた手で口,鼻や眼などを触ったり,ウイルスのついたものをなめる等によってウイルスが体に入ります.小さな子供では口や鼻を触る,ものをなめることを防ぐのは難しいので,環境の消毒が重要になってきます.

    そして保育園を休むべきかどうかですが罹患した場合の登園のめやす(あくまでも「めやす」です)は「呼吸器症状が消失し,全身状態が良いこと」となっています.(こうなれば絶対大丈夫だよ,といえるはっきりした基準はありません

    そして,流行期には,0歳児と1歳以上のクラスは互いに接触しないようにする

    特に呼吸器症状がある年長児が乳児(0歳児)に接触することを避ける,と記載してあります.

    保険診療ではRSウイルスの検査は1歳未満の0歳児などに制限されており,1歳以上は基本的には検査できません.

    そのためもあって,1歳以上を0歳児に接触させないといった,「1歳以上はRSウイルスに感染していても診断はない」という前提のもと厚生労働省の感染対策ガイドラインが制定されているようです.

    今(2021年7月)はRSウイルス感染症の大流行のため検査キット不足もあります.

    検査しなければ感染対策ができないなんてことは全くないので,医療資源を適切に使用しつつ,感染症に対応していきましょう.

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