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    ものが気道,つまり気管などの空気の通り道に入ってしまうことを誤嚥といいます.

    健康な大人だったら,気管に物が入れば,激しくむせて,外にだせます.しかし,子供はその働きが弱いのか,うまく外に出せないことがあります.

    1歳ごろに誤嚥の事故は起こりやすいようです.
    4歳ごろからから起こりにくなり,小学生から食べ物の誤嚥はほとんどなくなります.
    古いデータですが,日本小児呼吸器疾患学会雑誌に誤嚥を起こした子供の年齢のグラフがのっていました.

    (日本小児呼吸器疾患学会雑誌,19(1),pp.85-89,2008より引用)

    3歳くらいまでは食べ物の誤嚥が多く,食べ物のなかではピーナッツなどの豆類が多くをしめていたそうです.この調査では165人中7人ですが,脳の障害などの後遺症を残している子もいるそうです.運悪く誤嚥したものが気管を完全にふさぐと,呼吸ができなくなって死亡の原因となります.
    また,後遺症の無い子でも,ほとんどが気管支鏡などでの摘除が必要であったようです.(基本的に全身麻酔を行い,数日間の入院をしているはずです)

    子供が誤嚥しやすいのは豆です.
    ピーナッツは特に危険です
    油断しがちですが,豆煎餅も危ないです.

    何才なら絶対安全,とゆうのはないですが,現在消費者庁は5歳以下では固い豆などナッツ類は食べさせないで,といっています.妥当なところだと思います.

    小さな子供には豆やナッツなどの,誤嚥しそうなものを与えるのはやめましょう.

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