男の子の精巣は,お腹の中で作られて,陰嚢の中までおりてきます.
うまく精巣がおりてこないと停留精巣に,おりてきたときの穴がふさがらないと陰嚢水腫になります.
陰嚢水腫では,このふさがらなかった穴を通って,お腹の中から陰嚢に水が流れ込んできます.
通常は,ただ腫れているだけで,痛くもかゆくもありません.
3歳ごろまでは,この穴は自然にふさがる場合もあるので,その頃までは基本的には治療をすることは少ないです.
ですが,この穴を通って腸などがでてくる,鼠径ヘルニアを起こすことがあります.
鼠径ヘルニアとなってしまって痛がるときは夜中でも受診しましょう.
また,3歳ごろになっても穴がふさがらずに,陰嚢水腫の状態が続く場合も,手術で治すことをオススメします.
3歳より前で,痛がることもなければすぐに治療することは少ないと思いますが,一度は小児科や小児外科の先生に診てもらいましょう.
