小さな子供は誤嚥しやすいです.
誤嚥(ごえん)とは,食べ物が食道には入らず,気管に入ってしまうことです.
うまくせき込んで外に出す・食道に戻る,などできればよいですが,その反応がうまくいかないと窒息してしまいます.
窒息すると,数分で死亡します.
ときおり保育園などでも誤嚥からの死亡事故が起きています.
そのため,政府は教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインなるものを制定し,事故予防をよびかけています.
家庭においても参考になるので,ご紹介します.

ガイドラインより抜粋
・球形という形状が危険
プチトマト,乾いたナッツ・豆類,うずらの卵,あめ類・ラムネ,球形の個装チーズ,ぶどう・さくらんぼ(ぶどう・さくらんぼは皮も口に残るので危険)
・粘着性が高い食材
餅,白玉団子
・固すぎる食材
いか
といったものが,保育園の給食で避けるべきものとしてあげられています.
子供は良く噛むことができないだけでなく,歯が大人より少ないこと,気管の向き・構造などにより,誤嚥しやすいです.
そして,ひとたび誤嚥すると,窒息し死亡するまではあっという間です.
近くで見守っていてもほぼ無意味です.
(家庭や保育園での死亡事故の多くは見守りのもとで起きています)
誤嚥しやすいものを与えるのはやめて,窒息を予防しましょう.
なお,トマトやブドウなどは,4分の1などに切れば,食べても大丈夫です.