肺炎など,肺の病気を発症し悪化すると酸素を取り込めなくなります.
しっかり血液中に酸素を取り込めているかの指標として,酸素飽和度があります.
咳がでるときや,ゼーゼーするときに医療機関を受診すると,指に機械をはめて検査されたことがある方もいると思います.
これは経皮的酸素飽和度・サチュレーション・SpO2などとよばれ,血液中の酸素の量を簡単に推定できます.
93%くらいまで低下してくると,呼吸の状態が悪いね,と判断する材料とすることができます.

これは機械がないと知ることができませんが,機械がなくても呼吸の状態が良いかどうかを知る方法はあります.
それは,呼吸の回数を数えることです.
人間の体はよくできているので,肺の状態が悪くなってくると,無意識のうちに呼吸をたくさんして,状態の悪さを補おうとします.
実際に数えてみて,
1分間の呼吸の回数が
・~生後6か月なら80回以上
・生後6か月から1歳までなら60回以上
・1歳から3歳までなら40回以上
・3歳から10歳くらいまでなら30回以上
これ以上の呼吸回数なら異常です.
肺の状態が悪くなっていると予想できます.
(他の原因のこともありますが)
その他に
・肩で息をするようになる
・呼吸するときに肋骨の間がへこむ
といったものも,努力呼吸と言われ,肺の状態悪化のサインです.
子供の様子をよくみて,重症化していないか確認しましょう.
