アルコールを飲むことは子供にとって良いことではないことは皆さんご存じだと思います.
また,妊娠中のアルコールは胎児の発育不全などの原因となる可能性があります.
そして,授乳中のアルコール摂取は
・授乳などに関わるホルモンであるプロラクチンの働きが弱くなる
・子供の運動機能発達に悪影響がある
ことが知られています.
しかし,大変な子育てのなか,少しアルコールを飲んで気分転換したい,などと思うこともあると思います.
アメリカ小児科学会は2012年にこちら(英語)の声明で“ingestion of alcoholic beverages should be minimized and limited to an occasional intake”と述べています.日本語にすると,アルコール飲料は最小限で,たまにの摂取にとどめるべき,となります.
アメリカ小児科学会では絶対飲んではだめ,とは言っていません.
具体的には,体重1kgあたり0.5gのアルコールで,授乳するまで2時間以上の間隔をあけるようにすべき,としています.
体重1kgあたり0.5gのアルコールとゆうのは,体重が35kg程度の人で
ビール350ml(アルコール5%の場合)

日本酒やワインは120ml程度(アルコール15%の場合)

になります.
(具体例だけ見られる方がいてもいいように,体重はかなり少なめで計算しています)
授乳中のアルコール摂取を推奨するわけではありませんが,どうしても飲みたいときには,アメリカ小児科学会はこのようなことを言っている,とゆうのは知っておいてもよいかもしれません.

お母さんが同じ量のアルコールを飲んでも,生まれたばかりより大きくなってきてからの方が影響が少ないはずです(私見).