インフルエンザ菌b型も肺炎球菌と同じく2か月からのワクチンで予防できています.
英語の頭文字をとってHib:ヒブなんて呼ばれます.

インフルエンザ菌はインフルエンザの患者から見つかった菌であるためこのような名前となりましたが,インフルエンザとは関係がありません.
小さな子供を中心に,肺炎・菌血症・敗血症・髄膜炎といった恐ろしい感染症を起こす原因となります.
特に髄膜炎を発症すると,十分な抗菌薬の治療をしたとしても致死率が高く,治っても後遺症を残すことがあります.
(手足口病やおたふくなどで起こる無菌性髄膜炎とは全く別の病気と思った方がよいです.)
肺炎球菌と同じく,2010年ごろからワクチンの助成が広まってきて,頻度は減っています.

肺炎球菌はさまざまな型があるためまだ半減程度ですが,ヒブにおいては9割以上減っています.
免疫が弱くなるような病気がなく,予防接種を受けていればヒブによる重症な感染症は考えなくてもいいんじゃないか,とすら思います.
予防接種を受ければヒブによる髄膜炎はほぼ防げます.
髄膜炎になって苦しむよりも,ワクチンでしっかり予防しましょう.
