小児科に受診し,なんで症状と関係なさそうなところを診察するのだろう?
そう思ったことはありませんか?
例えば,「お腹が痛い」と言っているのに,胸の音を聴いたり,喉を診たり,など.
疑問に思うこともあるかもしれませんが,全身をしっかり診察するのはとても大事です.
お腹の病気,例えば胃腸炎や,虫垂炎でお腹が痛くなることがあります.このようなときは,しっかりお腹の診察をしたほうがよい,とゆうのは納得しやすいでしょう.
しかし,お腹の病気以外でもお腹の痛みがでることはあります.
例えば,
喉の感染症の,溶連菌でもお腹が痛くなることがあります.
あまり多くはありませんが,肺炎になったときも,お腹の痛みがでることがあります.
また,心筋炎などの心臓の病気でもお腹が痛くなることはあります.
IgA血管炎とゆう病気では,全身の血管の炎症の結果,お腹の痛みとともに,あしなどに皮膚の症状(紫斑)がでることがあります.
いろいろ例をあげましたが,痛いところだけを診ていると,わからない病気もたくさんあります.
疑問に思うこともあるかもしれませんが,そのようなことも考えながら診察しています.
ちなみに,なぜこのような記事を書こうと思ったかとゆうと,「お腹が痛い」とゆう娘に,聴診器を使って胸の音から聞き始めたら,「痛いのはここだよ!」と怒られたからです.(その後,診察だけした後は元気に遊び,お腹の痛みも忘れたようです.)
